2023年ホウネット総会議案
くらし支える相談センター報告
2011年7月、名古屋北法律開設10周年記念行事の一環として、「つながりマップ」発行とともに「くらし支える相談センター」が開設され、今年で12年目となりました。同センターは、相談活動の他に、ホウネット会員の親睦交流、小中学生の学習支援、他団体の利用など地域に開かれたセンターともなっています。 以下、「くらし支える相談センター」の活動報告です。
1.相談状況
①集計期間―2011年~2022年(2023年1月~4月は年の途中のため除く)。
②相談者数―実人数1,270人、延人数(同一者の複数回を加味)1,486人。
③相談件数―1,453件。
④相談者推移―開設3年目をピークにその後減少、この数年80~90人台を推移。【表1参照】
⑤相談者の状況―相談窓口へのつながりは、会員、関係団体紹介が最も多く、最近はインターネットも増。高齢者が多く、北区を中心に名古屋市内からが半数以上。【表2参照】
⑥相談内容―生活相談、医療介護、相続、住宅、雇用労働、年金などくらしの問題が多数を占めている。集計項目に該当しないメンタル、悩み事など、「その他」項目が多い。【表3参照】
2.現在の相談窓口体制
①相談窓口―月~金の午後1時~5時(日祝日、北法律事務所休み除く)。電話が基本。ただし希望により面接相談も行っている。
②アドバイザーシステム―受けた相談で専門性を問われる場合、ホウネット会員で専門家、専門知識のある方に相談員がアドバイスを受け、相談者に返す。昨今、生活保護、税金などの件で専門家にお願いするケースが増えている。
3.宣伝活動―ホウネット世話人会前に平安通、黒川交差点で宣伝用テッシュ配布。毎月、1日の大曽根憲法宣伝。最近、テッシュを受け取った方からの相談がしばしばある。
4.相談活動の学習・交流会
①開設当初、相談活動団体との交流会、相談事例検討会など盛んに行われた。昨年、生活保護の研究・交流集会が4回開催された。
②2009年「安心して暮らせるin北・西ネットワーク」結成。毎月交流会を開催。これまで西区、北区の「つどい」を開催、過去に買い物困難支援活動も行てきた。
※参加団体 西区―コープあいち(西センター)、なごやにし防災ボランティアの会、くらしを考える会、くらしたすけあいの会、くろかわ子ども食堂、ラブ&バリアーフリー、子ども食堂「笑顔」。北区―北医療生協、名北福祉会、NPOみるみる、NPOわっぱの会、ホウネット。
5.募金活動
①年2回、会員へのホウネットニュース発送の際、募金用紙を同封。
②2022年度、募金者数85人、1934口(1口500円)、967,000円。
③開設からの募金総額、7,291,041円。